親世代に向けた新刊出版します!

フジテレビのドラマ【監察医朝顔2】14話をご覧になった方は、親の立場、子の立場、いずれにしても考えさせられることが多かったのではないでしょうか。

アルツハイマーの初期症状が出ている平(時任三郎)が、自分のことを心配して様子を見にきてくれている朝顔(上野樹里)に言うのです。

平「お父さん、迷惑かけたくないんだ。これからもっと迷惑をかけることになる

朝顔「そうかな、迷惑だって思わないよ。お父さんはお父さんだよ」

平は自分で朝顔たちの住む家に戻ることを決断します(病気が進行したら、施設入居と考えているようす)。

そして、自分で認知症の専門医も受診し診断も受けたらしいのです。

こういう潔い決断をできる親世代は、少数派です。

で、子どもの多くは、どうしよう……、どう支えよう……と悩み苦しみます。朝顔と同じく、仕事と自分の生活があるなかで……。

私は、1998年に最初の著書を出して以来、子世代に向けて、多数出版してきました。けれども、できれば、親世代にも平のように自ら考えてもらいたい。

子どもに迷惑をかけないためというよりも、そうすることが親自身も自分の人生を大切に生きることにつながると思うから(私自身もそうありたい!)。

老後は思う以上に長く、終活の前に、「自分の介護」を考えておく必要があります。

『子どもに迷惑をかけない・かけられない! 60代からの介護・お金・暮らし』(太田差惠子著,翔泳社)3月15日発売予定。Amazonで予約受付中です。

オンラインでの活動が増加

新型コロナの影響により、オンラインでの活動が増えています。

講演はオンラインのみ、オンライン+リアルなどさまざまなスタイルで。こちらは川崎市での「親の介護で離職しないためにーひとりで抱え込まない介護」オンライン講演。自宅で視聴できない方のみ会場に。

その下は、NHK「ニュースウォッチ9」にオンライン出演。

【新刊】「遠距離介護で自滅しない選択」

「遠距離介護で自滅しない選択」(太田差惠子著 日本経済新聞出版社)を出版しました。

⇓ 多くの子(子と言っても中高年)の「ココロの声」です。

「高齢の親を1人にしておくのは親不孝では……」
「いつかは親元に帰らざるをえなくなるのでは……」
「自分だって若くない。通いがつらい」
「『この家で死ぬ』と言うが施設に移って欲しい……」

本書ではこれまで出会った遠距離介護を行う人々の生の声を多数再現しました。

そして、25年以上の取材、NPO活動だからこそ見えてきた、「最終的にどうなる?」までを書きました。

「現時点」だけでなく、5年後、10年後……、看取り期までの見通しです。

中・長期的な体制づくりや子の役割について参考にしていただけると思います。

ほんの少し考え方を変えれば、「自滅」を防ぐことはできます。あなたが笑顔でなければ、周囲を笑顔にすることなどできません!